日本語教育能力検定試験とは?
日本語教育能力検定試験とは、日本語教員となる為に学習している人、日本語教育に携わっている人に必要とされる基礎的な知識・能力を測る目的で行われている試験です。
この資格は「国家資格」ではなく、公益社団法人 日本語教育会が認定する「民間資格」です。
絶対的な資格ではないものの、一般的に日本語教師になるには下記のどれかを満たす必要があるといわれており、日本語教育能力検定試験の合格はそのうちの1つです。
・日本語教育能力検定試験に合格する
・文化庁認定の「日本語教師養成講座(420時間)」を修了する
・大学・大学院で「日本語教育主専攻(又は副専攻)」を修了する

試験内容は?
試験は主に下記のような構成で行われます。出題範囲は、日本語の文法や教授法は勿論、対人関係や異文化を調整する能力等についても問われ、多岐に渡ります。また、リスニングテストや論述問題もあります。

試験は日程は?
「(JEES)公益社団法人 日本国際教育支援協会」が主催しており、年に1度(現在は10月)に行われています。
令和4年度については、10月23日(日)9:00~16:40 の日程で実施されました。
試験はどこで受けられる?
試験実施地区は、「北海道、東北(宮城)、関東(東京)、中部(愛知)、近畿(兵庫)、中国(岡山)、九州(福岡)」の7地区となっています。

受験料はいくら?
気になる受験料は14,500円(税込)と、資格試験にしては少しお高めの値段となっています。(※23年1月時点)
まとめ
日本語教育能力試験は、日本語教師になる為に必須の資格ではないものの、多くの学校や企業で採用の目安として活用されいています。出題範囲も広くリスニングもある為しっかり準備・勉強したうえで試験に臨みましょう!!

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